★本を書くようになったそのワケ

私が本を書くようになったそのわけがあります。

自分の経験をいつかは本にしたいと、文章修行をしていた時のことです。
とある有名な衆議院議員の秘書さんに、バカにされたのがきっかけです。
「うちのボスでさえ書くのが苦労しているのに、河瀬さんに書けるハズがない」
と言われたのがキッカケとなりました。
私がいつも持ち歩いていた鞄の中から、国語の辞書が顔を出したのを、その秘書さんが見て、そんな言葉を言い放った わけです。

さらに続けて、「河瀬さんのように学生時代努力しなかったから、今更国語の辞書を持ち歩いている。
そんな人に本を出せるハズがない」と言い切られてしまったのです。

そして、「ご参考までに」といって、貸してくれたのが秘書さん知り合いの参議院議員の書いた稚拙な中身のない自費出版本でした。
そんな秘書さんは「自費出版」と「商業出版」の見分けがつかなかったのでしょう。
本さえ出していれば、ステータスだったのです。
そんな秘書さんを囲む友達は、巷でいう有名な外資系の企業に勤めていたり、
有名な大学を卒業した人々らしく、身につけるものも、身の回りのものもステータスのオンパレード。
そういう意味では、私の存在はその人にとって、ほとんど否定される形だったのでしょう。
拙著「人たらし道免許皆伝」にいう、自己重要感の無視だったのです。

書くという行為は、肩書きでするものではないのです。
本業での実績、かつ創造性でするのです。

実績は、「気の遠くなるような地道な汗の積み重ね」でつくられます。

創造性は、「どんなものにも縛られない観察眼」からくるものです。

その秘書さんのように、肩書きの多い人々との、休みごとにゴルフにうつつを抜かし、お互いを持ち上げての「ナイスショット!」の掛け声からは、決して生まれてはこないのです。

そんな「自己重要感」を無視されたのがバネとなって私は、本が書けるようになったのです。
そういう意味では、その秘書さんには感謝です。(笑)

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